「株式会社 ナガワ」は、一坪からオーダーが可能なユニットハウスのリーディングカンパニーとして、さまざまな商品を開発・提供しています。1966(昭和41)年に北海道で創業し、2014(平成26)年に本社を東京に移転。国内外に営業所や工場を展開しています。県内には、宮崎市に営業所が、都城市に工場と展示場があります。
ナガワオリジナルブランドのユニットハウス「スーパーハウス」は、工場で製品の90%を完成させて現場に搬入し、短期間で設置工事を行う画期的な工法の建物です。耐久性に優れ設置も簡単なうえ、低コストなのも魅力の一つ。店舗やオフィス、防災倉庫や危険物保管庫、自宅の離れなどあらゆる用途に対応しています。2011(平成23)年からは、工場や大型店舗、教育・福祉施設などの大空間の建物に対応するため、モジュール建築・システム建築も行っており、県内にも多数の施工実績があります。
折込チラシは、展示会やイベント、セールなどの告知のほかに、その時のニーズに合った商品を紹介するのに利用しています。掲載する内容は、毎回、女性スタッフが話し合って決めているのだそうです。目玉商品となるものを大きく載せて、初めてチラシを見る人にも分かりやすい紙面作りを心掛けています。
「商品の種類が豊富なので、折込チラシにはQRコードを載せるようにしています。そうすることで、弊社のホームページのアクセス数が増えるだけでなく、掲載できなかった商品を見てもらったり、弊社について知っていただいたりすることができるので、折込チラシは情報発信には欠かせません」と倉岡さんは話します。さらに、チラシが折り込まれると、そのチラシを持参しての来店や、電話での問い合わせがぐっと増えるということで、折込チラシの宣伝効果を実感しているそうです。今後は、さらに折込チラシで認知度アップを図り、県内での事業拡大を目指したいと話していました。
あらゆるニーズを満たす対応力
ユニットハウスの用途は、時代とともに変化していると倉岡さん。最近は、設備投資を抑えて店舗や事務所を構えたいという個人事業者や、新型コロナウイルス感染症に対応するため、仮設の診療・隔離施設として設置したいという病院からの問い合わせが増えているそうです。また、東日本大震災や熊本地震などの災害時に、応急仮設住宅を提供するなど復興支援も積極的に行っています。
「『明るく 元気に 前向きに』という経営理念のもと、スタッフ一人一人が自覚を持って、お客さまに満足していただける商品を提供できるよう努めます!」。
毎回変わる目玉商品は、目を引くように大きく載せている。創業の地である北海道の青空を象徴する深い紺色がシンボルカラーなので、その色をベースにしたデザインになっている。